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緑の匂いを含んだ夜風が、ザワザワと木々の梢を吹き鳴らしていく。
そんな音に、ここが外であることを思い知らされる。
それなのに……

【三森】
「あっ……あぁ」

熱く潤んだ中を、きついくらいに埋め尽くす長坂くんのものを、さらに食い締めてしまう。
その熱さをリアルに感じて、思わず声が零れた。

【長坂】
「そんなにいいんだ?」

耳朶をくすぐる楽しげな声に、言葉よりも雄弁に、身体が反応する。
自分のものを弄る手に、トロリと雫が零れた。
こんな所で何をしているんだ、と頭の片隅で、常識的な自分が呆れている。
だけど、焦らすように軽く腰をゆすられていると、自分を追い上げるように、自然と手の動きが早くなる。

【三森】
「んっ……ぁ……はぁ……」

簡単にはイけないように縛られた所に血液が流れ込んで、痛いぐらいに張り詰める。
食い込む紐に抑えられて、雫をにじませることさえままならないのが苦しい。
それなのに、手を止められない。
だけでなく、長坂くんの動きに合わせるように、自然と腰が揺らめく。

【長坂】
「いつもこんな感じなんだ?」

何がこんな感じなのかわからないまま、首を振る。

【三森】
はっ……ちがっ……ぁ……はぁ

いつもはもっと自分をセーブできたはずだ。
それができないのは、学園外だと意識してしまうせいか。
それとも、授業ではない相手だからか。

【長坂】
違う? それって、まるで俺が特別だって言われてるようで嬉しいな

ふっと頭をよぎった疑問は、楽しげな声の終わりに強く突き上げられて、眩暈がしそうな快楽の波に飲まれて消えた。
ただ『俺が特別』という言葉だけが、脳裏に焼き付けられる。
情欲に溺れて冷静な判断力を失った心が、その言葉にすがりたがる。
特別な感情を寄せる人に抱かれる快感に、縛られた昂ぶりの先から濃い雫が零れた。
熱くうねる中が、長坂くんのものを貪欲に食い締め、絡み付く。

【三森】
「あっ……あぁ……あっ……んっ」

【長坂】
「……否定しないんだ。嬉しいね」

耳元で囁いて耳朶を甘噛みした長坂くんが、下から強く突き上げてきた。

【三森】
「あぁっ……あっ……あっ……やぁ」

触れられるだけで、身体が勝手に跳ね上がってしまう敏感な場所を熱いものに連続的に突かれて、身も心も強い悦楽に支配されていった。
もう長坂くんの言葉の意味を考える余裕もなく、ただ喘ぎ、更なる快感を得ようと自ら腰を揺らめかす。
自分のものを擦る手を、零れる淫らな雫が濡らしていった。