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それから、いつもみたいにベッドに並んで座った。
さっき、一緒にいる努力なんて話をしたせいか、なんだかとっても名神に何かしてあげたい気分だ。
【遊水】
「ねえ、名神。仕事をしてきて、疲れたでしょ? マッサージしようか?」
【名神】
「おっ。気が利くな」
名神はいそいそとジャケットを脱ぐと、うつ伏せになった。
僕もジャケットを脱いで準備をすると、名神の長い足をまたいだ。
【遊水】
「痛かったら言ってね」
そう言ったけど、マッサージはペットメイド科の必須科目だったから、結構自信があるんだ。
僕は張り切って、名神の広い背中に手を乗せた。
【名神】
「うまいな。さすがだ」
ゆっくり力を入れていくと、名神が気持ちよさそうに呟く。
【遊水】
「えへへ。よかった」
僕は手の平越しに名神の背中のぬくもりを感じて、幸せな気持ちになった。
後で揉み返しがこないように、優しく丁寧に、凝った部分を揉み解す。
【名神】
「仮装パーティーだけど、衣装はどうしようか?」
【遊水】
「そうだなぁ」
名神に相槌を打ちながら、気持ちは手先に集中していた。
【名神】
「ありきたりだけど、メイド服とかどうだ?」
【遊水】
「それ、荒木くんがするって言ってた」
【名神】
「かぶるのはシャクだな」
【遊水】
「荒木くんと一緒に課題をしてる人は執事の衣装にするんだって」
ふと、課題のことを思い出す。
僕たち、まだ何をするのか、全然決めてなかった。
【遊水】
「ねえ、名神。課題の方は、どうしようか?」
【名神】
「課題かあ」
お昼寝寸前の猫みたいに満足げな顔をしていた名神が、ちょっとだけ真面目な顔になった。
でも、まだマッサージをして欲しそうに寝転がったままだ。
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